こんにちは、ブログ初登場、滋賀建築課の松永です。
今回は建物のプレカットについてお話ししたいと思います。


弊社では木造二階建て住宅をメインに建築をしています。工法は軸組工法です。

建物の構造体は、工場でプレカットをしています。
土台・柱・梁・桁はもちろんのことですが、床の合板・屋根のタルキ・野地板まで全てプレカットしたものを現場で組み立てていく作業になります。

また、最近は窓台(サッシを取付ける下地)・間柱・筋違もプレカットしています。
精度も高く組み立てるだけである程度の『建 たち』(まっすぐ建っているかを確認します)が合います。斜めの加工も可能です。


このプレカットで柱・梁の位置を示す方法として『番付』という方法を使います。

家に向かって左手前が “いの一番”
そこから右に ろ、は、に、となります。奥へは2、3、4 となります。
この、令和の時代になっても い、ろ、は を使っています。

最初に・真っ先にという意味で使う “いの一番” はこの建築用語が由来しているという説もあるそうです。

それでは、まだまだ暑い日が続きますが体調にお気をつけてお過ごしください。