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秋の終わり
こんにちは、建築部の門谷です。
皆様、2025年秋どのようにお過ごしでしょうか。
秋の終わりについて落ち葉はネタの仕込み。
秋の風がつぶやく。
「今日は新しいネタを拾ってきたぞ」街路樹の葉が色づき、観客席代わりのベンチが座布団みたい。
私はマイク代わりの枝を握り、落ち葉ボトルネタを準備する。
「秋だからこそ、人生の勝ち負けは葉っぱの色で決まるのだろうか」
演者と落ち葉の掛け合い。
落ち葉は「滑らない話」を好むが、私のネタは滑ること前提。
秋の天気はコロコロ変わるが、私の話題もコロコロ変わる。
「朝は晴れ、午後は雨。私の財布も晴れ、ネタ帳は濡れる」。
観客の笑いは風に舞い、ベンチの横で猫が白Tを着たような錯覚を呼ぶ。
転機はカボスの匂い。
道端の自動販売機が「おでんVSみかん」論争を始める。
私はカバンから古いネタ帳を取り出し、時代遅れのギャグを現代風にリマインドする。
「平成の恥ずかしさを、令和のセンスで救出」するつもりが、救出どころか会場内のスマホが時報を鳴らして邪魔をする。
観客は笑いとともに秋の空気を吸い込み、のどの渇きと戦う。
結びは実にシンプル。秋は終わりかけ、でも話のネタはまだ残っている。
「季節の終わりは財布の終わりと同じくらいミスリードだ」、と言いながらも、私は新しい葉を拾い直す。
落ち葉の上で靴ひもを結び直すように、ネタの結び目も緩んだままにせず、上手く結ぶ。
観客席の灯りが一斉に点くころ、私の漫談は静かな雨のように降り注ぎ、秋に終わりを笑いと温もりで締めくくる。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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