5回目、3年連続のグッドデザイン賞受賞大阪・京都・滋賀を中心に住宅事業を展開する敷島住宅株式会社(本社:大阪府守口市、代表取締役社長:川島永好)は、住宅用外装用品「軒ゼロ通気システム」でグッドデザイン賞 2020を受賞しました。今回で5回目(2014、2015、2018、2019、2020)、3年連続の受賞となります。
「軒ゼロ通気システム」の概要
同社が開発した「軒ゼロ通気システム」は、隣棟間隔が狭く軒が迫り合う狭小地において、 配棟の柔軟性・意匠性・耐久性・防火性を確保したガリバリウム製の軒換気部材です。軒 の出ゼロでも壁・屋根の通気経路を別々にする事で充分な換気量を確保しました。既製品 に無いため、同社と他の住宅会社、板金施工会社が共同開発により商品化を実現。販売価 格は1棟平均40万円(45分準耐火仕様)で、2020年9月1日より同社分譲地域を対象に販売 を開始しています。
開発の背景
軒が接し合うほどの狭小住宅地では、施工性の低下や光環境の劣化が課題となります。ま た若年購買層のデザイン欲求による、軒ゼロ住宅の需要の高まりもあります。流通部材で デザインと性能を両立した商品はなく、中小住宅会社ではOEMできるほどのボリューム がありません。そこで同社はプロダクトデザイナーを起用し、他の住宅会社や小ロット生 産が可能な板金施工会社との共同で開発に取り組みました。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞2018
グッドデザイン賞は、デザインによって暮らしや社会をよりよくしていくことを目的としています。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービス、街づくりなど、幅広い分野が対象となっています。受賞作品には「Gマーク」の使用が認められます。
グッドデザイン賞について(外部サイトが開きます)