こんにちは、京都支店の設計事務を担当している木林です。
今回は我が家のリフォームについてお話したいと思います。
数年前に子供達が独立し、家族は夫婦とワンコ一匹になりました。
当初、『リフォームだから新築よりプラン決めは簡単なはず』と考えていました。
しかし、すぐにその甘い考えを後悔することになりました。
まず、耐力壁が家のあちこちに入っていて希望の間取りに変更出来ないことが判明しました。
『耐力壁』とは建物が地震や風などの水平力に耐えるために、構造上重要な役割を担う壁のことです。
もちろん、この壁の移動は可能ですが、どんどん費用と工事日数もかさんでいくのです。
また、夫婦で快適な老後を過ごす為のリフォームなのに、二人の好みがことごとく合わない。
リフォーム箇所は外壁塗装、一階全てと二階のホールとトイレ部分。
住宅設備だけでなく、フローリング、クロス、照明、内窓、建具etc…
何度、社内の皆さん(設計、建築、インテリアコーディネーター)に意見をいただいたことでしょう。
結局、主人がお風呂担当、それ以外は私担当でプランを進めることにしました。
【リビングダイニング】
主人は明るい色のフローリングにしたかったようですが、私は毎日一番長くいる場所なので、落ち着きのあるダークブラウンに決めました。
窓は断熱性能を上げる為に内窓をつけました。
ダウンライトは調光調色が可能なタイプで朝は昼白色、夜は電球色と使い分けをしています。
【キッチン】
キッチンスペースとリビングダイニングの床を貼り分けしました。
暗めで落ち着いたリビングダイニングと反対にキッチンは全体的に白を基調に明るくして、アクセントクロスを貼りました。
【一階自室】
和室→洋室にしたのですが、和の雰囲気は残したかったので、壁の柱部分はそのまま塗り壁→クロス貼りに変えました。
床の間部分は床柱(化粧柱)も残してアクセントクロスで仕上げてもらいました。
我が家のアイドル犬『ムサシ』はこの部屋が大好きでほぼ日中はここで過ごしています。
注:ベッドカバーはムサシ仕様です
玄関、お風呂、トイレには手すりをつけました。
当初、玄関に関しては下地のみの予定でしたが主人の意向で渋々、手すりも付けました。
今は手すりとして使用してないのですが、スリッパや傘を立て掛けるのに意外と便利です。
この度、我が家のリフォームを終えて沢山の方々にお世話になりました。
設計プランから工事完了まで私の細かい話も呆れず、きちんと聞いてくださったリフォーム担当の皆さん、ありがとうございました。
細部にまでこだわった工事をしていただいたおかげで、快適に毎日を送っています。
そして何よりも私の長年の夢だったリフォームを実現させてくれた主人には本当に感謝しています。
ほぼ私事のスタッフブログになってしまいました。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
今年は史上最も早い梅雨明けとなりました。
今後は猛暑が長く続くと言われています。
皆様、どうぞご無理をなさらないよう、ご自愛ください。
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