拝啓 解氷の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。この度2月27日のブログ当番として筆を執らせて頂きます建築部の中尾と申します。
拙文ではございますが最後までお読みいただけますと幸甚に存じます。敬具
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どうですか?
なんだか堅苦しさを感じましたよね。
“ブログ“という適度にポップさが必要なカテゴリにとてもビジネスライクなこの文章。
「拝啓 解氷の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。敬具」
・・・
ちょいちょい見たことあるけど何て???
と思った方、大丈夫です私も100%理解したうえで使ってません!
なんとな~くお行儀良くしたほうが良さそうな文章に適当にググってコピペでポン!
でございます・・・。
そりゃあ意味まで理解してサラッと重厚な文章を書く御仁に憧れがないわけではありません。
ので今回は!こういった定型文のお勉強をこの場所を借りてしてみようと思います。
① 解氷の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
はいこちらは冒頭にもありましたが、私が適当にググってコピペでポンした文章です。
まずは冒頭「かいひょうのこう」。
なんや氷が溶けたんやなぐらいはわかりますね。春の時候の挨拶だそうです。
つまり「今日、アツいな」の意味です。
そして次のミステリー「ごせいしょうのこととおよろこびもうしあげます」
せい‐しょう【清祥】
手紙文で、相手が健康で幸せに暮らしていることを喜ぶあいさつの語。
「御—のこととお喜び申し上げます」だそうで・・・いやそうとも限らんくない?
と思いますが実際病気の方にはNGだそうです。
そしてこれらをラフな言葉に訳しますと
「今日アツいな~けど元気そうでうれしわ~」となります。
ええヤツ!!
でもこれはビジネスには全くつかえませんね。ちょっと舐めてます。
そしてこんなのまだまだ序の口・・・
② 貴社ますますご隆盛の趣、慶賀の至りに存じます。
・・・
はい。もうなんかええ感じのこと言うてるなぁぐらいしかわかりません。
まずは「ますますごりゅうせいのおもむき」の部分ですね。
りゅう‐せい【隆盛】
[名・形動]勢いが盛んなこと。また、そのさま。隆昌。「隆盛を極める」「隆盛な社運」
ほほう。そして「の趣」は雰囲気的な意味でしょうか。
つまり「なんか調子よさそうな感じやん」となります。
そして「けいがのいたりにぞんじます」ですが
けい‐が【慶賀】
喜び祝うこと。祝賀。「無事帰着を慶賀する」「慶賀に堪えません」
なるほど。「至り」の部分は最上級のという意味だそうですのでこれらをラフな言葉で言いますと。
「なんか調子良さそうな感じで俺もめっちゃうれしなってきたわ!!」
普通にええやつ!!ズッ友!!すき!
そしてお気づきの方もいらっしゃると思いますが、この2例ともに言われると気分は良いという事。
3例目もいろいろ調べてみましたがぜーんぶ“ええヤツ”な内容でした。
つまり、ビジネス文章・定型文とは相手方のことを思ってますよーとアピールして気持ちよくさせるためのツールなのです。
ツールとは道具、人間は道具を使うことでサルから進化を遂げ30万年もの間この地球の支配者として君臨し続けているのです。
みなさんも「ビジネス定型文」を賢く使ってさらなる進化を目指していきましょう!
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いかがでしたでしょうか。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
末筆ながら、皆様の益々のご健勝とご多幸を衷心より祈念いたします。


