もうすっかり春の日差しですね。
敷島住宅のコーディネーターの高田です。

久しぶりのブログで何をお伝えしたいかな?と考えていた時に
コーディネーター打合わせ時に「少しもったいないなぁ」と感じる時があり、
まだ間取りが変更できるプランの打合わせ時にご検討しておいて頂きたい
事案をお伝えしようと思います。

新築でお家を建てる場合、当社では敷地が決まれば次は間取りの打合わせ、
その後に外観や扉や床色、キッチンなどの設備機器、電気・壁紙の順番で進んでいきます。

最初の方で行う間取り決めは建蔽率や容積率など、法的な規制が多いので、
希望の間取りにするのに四苦八苦することが多いかと思います。

そんな中、更に懸案事項を増やしてしまうのは大変ではありますが、
下記の内容も一考しておいていただけると、美観や施工、使い勝手が良くなります。

【 プラン時の懸案事項 】

①扉の取っ手側にスイッチを設置できる壁を作る

⇒間取りよってはクローゼットを挟んで3m向こうにスイッチ…とか、
内玄関に壁付けの人感センサーを入れたいが柱で無理…などを回避できます。
(4個以上のスイッチが来る場合は必要な横幅が大きくなるので注意です)

②カーテンは窓のサイズに追加して、前方と左右に最低15センチの空間を確保する

⇒よくクローゼット扉・エアコンと干渉することが多いです。
カーテンレールと干渉したらエアコンや・扉を優先するので、
されたいカーテンスタイルができない場合があるのでゆとりを設ける。

③エアコンは室内機・室外機の位置は大事

⇒ 室内機は良く効く場所で、なおかつ他の物や扉と当たらない場所に配置、
室外機を置ける境界迄の寸法を確保する(室外機が置けない幅は人も通れない為、ゴミ出し通路にはできません)。
エアコンの配管も美観を左右するので位置を意識する。

④外観は壁や扉・窓以外にも電気・ガスメーターや換気フード、排水管なども壁から出ています。気になる位置に来ないか?も併せて確認しておく。

⇒水回りを正面側に配置した間取りだと排水管がお家の正面に来る場合もあります。

⑤壁を掘り込むニッチや壁掛けTV、天井を堀込むカーテンボックスや折り上げ天井、掘り込みタイプの間接照明などは後からだと構造次第でできないことも有る為、ご希望があればプランに盛り込んでおく。

⇒ 壁掛けTVをする時に上部に高窓が来ることが多いです。
リビング天井の中心と高窓と壁掛けTVの中心が揃わないなども気になられる方は間取りを考えている時期にご相談ください。

 

土地・建物に建材・設備の後だと、電気配線や壁紙まで予算が回らないこともあるので少し取っておく。

⇒ 間接照明をされたい方は思いのほか器具代がかかるので多めに予算取りをする。

間取りや構造に関わるご希望は、コーディネーターとの外観や内装の打ち合わせ段階では決定していて
変える事が難しい場合が多いです。

多くは何かの理由で優先したい事案を選択された結果なので、ご了承済であったりもするのですが、
あともうちょっと横に移動出来たら…など
出来るだけお客様の後戻りや後悔が少なくなれば、
より打合せ時間や気持ちのご負担が減らせて良いお家作りができるのではと思います。

はっ!と思う懸案事項があれば、すぐに担当の営業さんへご連絡下さい!