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2022年10月21日

防災バッグの中に入れておくといいものをご紹介!

地震・津波・台風・集中豪雨など、災害の多い日本。もしものときを考えて防災バッグをすでに用意されている方も多いのではないでしょうか。ですが、防災バッグがあることに安心せず、ぜひ時々点検をして、中身を再確認してみることをおすすめします。
今回は防災バッグの中身や、必要性についてお伝えいたします。

防災バッグを用意する必要性

自然災害の多い日本では、防災バッグや非常用持ち出し袋に保存食の備蓄など、何かしらの防災用品が多くのご家庭にあるかと思います。中でも災害への備えになる防災バッグは必須アイテムといえます。 防災バッグは旅行バッグのように、利用時を想定して用意しておくことをおすすめします。そのためには、定期的な中身の見直しや点検が大切です。いざ、避難したときに使い方のわからない道具を確認しながら使うより、一度平時に利用してみて、必要なもの不要なものを見極めながら、バッグの中身を入れ替えていきましょう。

防災バッグに入れておきたいもの

防災バッグに入れておきたいものを、目的別にご紹介します。

生きていく上で必要なもの

これが無ければ生きていけない!というものをまず用意します。毎日飲んでいるお薬や、メガネ、お金(小銭)、健康保険証やお薬手帳(コピーでOK)などを見直しましょう。病院で処方されているお薬だから防災バッグに入れられない、という場合は担当医に確認の上、同じような市販のお薬でも構いません。定期的に受診しているのであれば、お薬を少し多めに処方してもらい
ローリングストックしたり、常に多めに持ち歩くようにするなどの方法もあります。また、お子様用のおむつや哺乳瓶・ミルクなども必要です。

自分の身を守るもの

避難するときや避難した先などで、自分の身を守るためのものを用意しましょう。ヘルメット・軍手・かっぱ・ライト・ホイッスルなど安全な場所に辿り着くために必要なものも大切です。ご自宅から避難場所への経路を想定し、避難するときに必要なものを考えて入れるといいですね。 たとえば、水場が近いところなら河川が氾濫したときにどんなものが必要か、夜に避難する場合など
いろいろな状況を想定して、どのような道具が避難に必要かを考えてみてください。

水・食料品

最低限の量として、1日分の水や食料は入れておきましょう。水分は1人につき1〜1.5L、食料品は1日分の食事とおやつを用意しておきます。 避難先でも食料が提供されることはありますが、おやつなどの趣向品はあまり配布されません。余裕があれば、長期間保存できるお菓子を1~2袋入れておくといいでしょう。

情報を確保できるもの

災害時に命を守るためにも、情報収集できるものは必須です。まず、スマートフォンを充電するものは、手回しで充電できる
モバイルバッテリーや太陽光で充電できるものなど、停電していても使えるものがおすすめです。次に、スマートフォンが
使えない場合でも何かを記録したり伝達することができる、ノートや鉛筆などの筆記用具も忘れずに準備しておきましょう。

避難所での生活を想定したもの

プライベートな空間のない広い場所での集団生活を想定して、自分の空間が確保できたり、休むために必要なものを
用意します。真っ暗な状態じゃないと眠れないならアイマスク、物音や人の声が聞こえると目が覚めてしまうなら耳栓を、
避難所には枕が用意されていないのでエアー枕などもあるといいでしょう。

そして、1日分の着替えは季節ごとに見直しができるといいですね。さらに、着替えるときに目隠しとなるケープや、温度調節ができるような羽織れる衣類があるといいかもしれません。他にも、体を清潔に保つボディシートや歯ブラシなどの衛生用品も
必要です。

避難所での生活はなかなか想像できないかもしれませんが、たとえばキャンプに行ってみて必要だと思ったもの、
キャンプに行くときに必要なものは何かと考えてみると想像しやすくなるのでおすすめです。

まとめ

防災グッズを使う事態にならないことが理想ですが、日本は自然災害が多い国です。普段から防災意識を高め、
いざ被災したときに困らないためにも防災バッグの中身はしっかりと把握しておきましょう。

今後も生活に関するお役立ち情報を発信していきます。次回の更新もぜひお楽しみに!

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