住まいお手入れ情報

MAINTENANCE

2013年8月29日

結露|住まいのお手入れ・部位別

住まいのお手入れ・部位別

結露対策

原因は空気中の水蒸気が冷やされるため

冬場、室内の空気に水蒸気が多く含まれている場合、外気によって冷やされやすい窓ガラスによく起きる現象です。例えば、冷たい飲み物の入ったグラスを暖かい部屋に置いておくと水滴がつきますが、原理はこれと同じです。水滴のついたグラスをそのままにしておくと、木のテーブルなどはシミになったりする事もあります。住まいも同じで、結露を放置すると建材に染み込んで痛めてしまったり、湿気でカビが発生するなど悪影響を及ぼします。

濡れた窓ガラスは、朝のうちに拭き掃除を

結露はそのままにしておいても、いつの間にか消えているとお考えではないでしょうか?
これは室内の温度上昇とともに水分が空気中に戻っているだけです。夜間の気温低下とともにまた結露として現れます。結露が発生した朝はこまめな拭き掃除が大切です。

冬場、梅雨時は洗濯物を室内に干さな事

洗濯物から発生する水蒸気はかなりの量になります。冬場や梅雨時は、屋外よりエアコンのある部屋で室内干しをしがちですが、外干しがおすすめです。悪天時や乾ききらない時には浴室暖房乾燥機のご使用をおすすめします。この時は浴室の扉をしっかり閉じてください。

暖房はエアコン・床暖房を、加湿器は控えめに

ストーブやファンヒーターなどの開放型の暖房器具も燃焼排ガスとともに大量の水蒸気を発生させます。暖房はエアコンか床暖房、もしくは燃焼ガスを室外に排出するFF式の非開放型暖房器具がおすすめ。また加湿器の過剰な運転などもご注意ください。

調理・入浴時は換気扇・乾燥機で湿気を排除

冬は鍋物や煮込み料理が多くなりがちですが、これらも大量の水蒸気を長時間に渡って発生させます。調理中は換気扇を回してください。また、やかんのお湯は沸騰したらすぐにOFFが鉄則です。入浴後は浴室換気・乾燥機能をしっかり利用して水蒸気を排除してください。

メンテナンス情報最新記事(67件)