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2023年8月10日

地域の特産フルーツに注目!【滋賀編】

滋賀エリア営業担当のIです。私たちの身近にある地元特産フルーツをご存じですか?

今回は滋賀編として、今の時季に美味しい、メロンにすいか、ぶどう、ブルーベリー、いちじく、梨と盛りだくさんにご紹介します!

私も滋賀在住歴10年。滋賀産フルーツの魅力を知って、ギフトや手みやげに重宝しています! 季節のご挨拶に、
地元で採れたものは喜ばれますよ♪

草津、守山、愛東…ご当地メロンに舌鼓!

守山メロン、草津メロン、愛東メロンと県内数カ所がメロンの産地として知られています。

アムスメロン、アールスメロン(マスクメロン)など品種もさまざま。

贈り物にも喜ばれる、夏の贅沢フルーツの代表ですよね。

草津市から守山市まで続く「メロン街道」沿いに直売所が並ぶ様子も、初夏から盛夏にかけての風物詩になっています。

■収穫時期 : 4月下旬〜8月中旬
■栽培地域 : 守山市、草津市、東近江市など県内各所

「大中すいか」に「比良すいか」「角井すいか」も

東近江市、近江八幡市、高島市、長浜市などで栽培されていて、特に、近江八幡市大中町の「大中すいか」が有名です。

さざなみ街道付近は、7月になるといたるところに直売所が設けられ、まさにすいかロード。

また、大津市の比良地域の「比良すいか」、東近江市角井地区の「角井(かくい)すいか」も、
復活した地域の名産として注目されています!

キャンプやバーベキューに、まるごとの大きなすいかを持って出かけたいですね。

川の水で冷やせば美味しさ倍増です!

■収穫時期 : 6月下旬〜9月上旬
■栽培地域 : 東近江市、近江八幡市、高島市、長浜市、大津市比良、東近江市角井など

幻のぶどう「紅式部」は地域の宝!

ぶどうも県内各地で栽培されていて、観光農園が数多くあります。

マスカットベーリーAやデラウェアなど定番のぶどうのほか、巨峰、ピオーネ、竜宝など多彩な品種が楽しめて、
ギフトにもおすすめ。

ちょっと珍しいのが、紅(あか)系品種のぶどうです。

滋賀県果樹組合連合会が定めている6つの基準をクリアした最高のぶどうが、「紅式部(べにしきぶ)」の名前で
販売されています。

なんと収穫期間約10日間という”幻のぶどう”で、観光農園の直売所やインターネットで8月中旬頃に限定販売されています。

■収穫時期 : 7月中旬〜10月末
■栽培地域 : 県内各地

摘み取り体験も楽しいブルーベリー

ブルーベリーも高島市や守山市など県内各地で栽培されていることをご存じでしたか?

摘んですぐに食べられることもあり、観光果樹園も人気です。

ジャムやケーキなどスイーツと相性がいい点もブルーベリーの特徴ですね。

■収穫時期 : 7月中旬〜10月末
■栽培地域 : 高島市や守山市など県内各地

いちじくは地元でこそ旬を味わおう!

熟したいちじくって、あの甘い芳香と味わいが何とも言えず美味しいですよね。

美容と健康にうれしい栄養素が豊富なのもうれしいところです。

ただ、日持ちせず傷みやすいのがやや難点。

だからこそ、地元で採れた旬の物を楽しみたいものです。

滋賀県では果実が大きい品種「桝井(ますい)ドーフィン」が約10ha栽培されています。

収穫の季節には各地の農産物直売所で販売されますよ。

■収穫時期 : 7月下旬〜11月上旬
■栽培地域 : 栗東市、守山市、東近江市、甲賀市、高島市など

シャリシャリとみずみずしい秋の味覚・梨

「滋賀で梨が採れるの?」と思う方もおられるかもしれません。

実は、昭和初期から手がけられていて、滋賀の梨の歴史は意外と古いんです。

現在は、東近江市、守山市、彦根市、竜王町を中心に栽培されています。

主力品種は幸水・豊水・新高。

また、彦根市の曽根沼干拓地では「彦根梨」、東近江市の旧愛東町では「愛東梨」と呼ばれる梨が、人気を集めています。

秋の味覚の梨は、みずみずしくてシャリシャリの食感とともに、夏バテを癒してくれそうですね。

■収穫時期 : 8月中旬〜10月上旬
■栽培地域 : 東近江市、守山市、彦根市、竜王町など

その他の滋賀産フルーツにも注目!

シーズンオフにはなりますが、そのほかにも、滋賀ではさまざまなフルーツが栽培されています!

いちご、柿をはじめ、なんとさくらんぼも!ナワシロイチゴとラズベリーの交配によって誕生した
東近江市のオウミ木イチゴ(写真)も気になります。

ここまででご紹介した滋賀県産フルーツは、滋賀県農政水産部みらいの農業振興課による下記サイトで
くわしく紹介されています。 購入場所の検索もできますので、ぜひご覧になってみてください。

▼「滋賀のおいしいコレクション」
>>公式サイトはこちらから
https://shigaquo.jp/

天智天皇が名付けた不老長寿の果実「ムべ」

最後は番外編で、滋賀が誇るスペシャルなフルーツをご紹介します!

その名も「ムベ」。近江八幡市で栽培されているアケビ科の果物です。

名前の由来は、なんと天智天皇の言葉にちなんでいます。

天皇が、蒲生野(現在の東近江地域)へ狩猟に訪れた際に、8人の男子をもつ老夫婦に出会い、長寿の秘訣を尋ねたところ、
「これを食べているからです」と手渡したムべを食べ、「むべなるかな」=「もっともだ」とおっしゃったのだとか。

以来、皇室への献上が続けられ、1982年に一度途絶えたものの、再開され現在も続けられています。

11月には「ムベ」狩りを楽しむこともできます。

>>公式サイトはこちらから
http://www.nube.jp/

まとめ

いかがでしたか?今回は、滋賀の多彩な特産フルーツをご紹介しました。

周囲を伊吹、鈴鹿、比良など1,000mを超える高い山々に囲まれている滋賀県。

これらの山々から流れ出る大小の河川に運ばれた肥沃な土壌が、こうした多彩な果実を育んでいます。
まさに、豊かな自然に恵まれた環境の賜物。 ぜひ、滋賀の魅力の一つである特産フルーツを味わってみてください。

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