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2024年10月31日

思考を整理すれば、帰宅後10分で片付く家に!

今回は設計担当の私Aが片付けについてお届けします!
酷暑で手に付かなかった片付けを進めるのに、秋はピッタリの季節。

色々な片付けノウハウがありますが、続かなかったり、忙しくてそもそも始められなかったりってことありませんか?

「何かいい方法はないかなぁ」と日頃からリサーチしている私が出会ったのが、
人気の整理収納アドバイザー「まあちさん」の片付け方法です。

断片的な片付けアイデアではなく、片付けのための思考から解説されていて、論理的で納得感がありました。
今回は、そのまあちさんのご著書を参考にポイントをご紹介していきます!

参考にした書籍はこちら!

今回参考にしたのがこちらのムック本です。
「片付けは思考が9割!」宝島社 まあち著

まあちさんは、音声プラットフォームVoicyの「まあちの暮らしが整うラジオ」の
パーソナリティとして、2年連続 くらしジャンル1位を獲得した、整理収納アドバイザーです。

このムック本は、そんなまあちさんが教える整理・収納・片付けのバイブル的1冊です。

>>公式インスタグラムはこちらから
まあち/暮らしとキモチを整える
https://www.instagram.com/maachi.k.k_home/?hl=ja

散らかってもOK!10分で片づく家を目指す

ホテルのような生活感のない部屋、ミニマリストのようなスッキリとした部屋…。
理想を求めれば限りがありませんが、生活していれば散らかるのは当り前!

いつも片付いた状態をキープしようとするのは、現実的に無理がありますよね。
むしろストレスの素になってしまいます。

散らかっても、片付けようと思えば10分で片付く家を目指す」。

これがまあちさんの片付け方法の基本コンセプトです!
「帰宅したらクタクタで無理!」という方にも参考にしていただけることと思います!

片付かない原因は大きく3つ!

まずは片付かない状態の現状把握をしてみましょう。
まあちさんが考える片付かない原因は大きく3つ!

●モノが多い

●定位置が定まっていない

●片付け方の仕組みが複雑

まあちさん自身も面倒くさがりで、決してテキパキ物事をこなす人ではないといいます。
そこで、この3つの中でも「片付け方の仕組みを整えること」に力を入れたのだとか。

例えば、タオルはたたんで仕舞うのが一般的ですが、
バスタオルはたたまず大きめのボックスに放り込んでいくだけ」に変えたそうです。
すると、気持ちのハードルが下がり、片付けがはかどるようになったという具合。

大切なのは、「自分にとっての心地よさ」を優先すること。
常識や固定観念にとらわれず、快適な方法を自由に考えればいいわけですね。
これは、「片付けによって何を目指すのか?」という価値観を明確にすることでもありますよね。
ストイックに取り組むもよし、ゆる~く取り組むもよし。

キッチンやリビング、サニタリーまわりなど、優先したいところからスタートするのもおすすめです。

また、家族全員で価値観と目標や方法を共有して、無理なく、
便利に実践していくことが大切だと感じました!

「整理→収納→片付け」の順序が大切!

片付かない家から脱却するためには、モノの整理の前に、まずは思考の整理から!
部屋を整えていくために大切なのが、「順番」と「整理にかける時間」です。
上図のように、必ず整理→収納→片付けの順番で進めましょう。

特に土台となる「整理」が最も重要ポイントです。必要なモノと不要なモノを
はっきりと分けることで、次のステップの収納や片付けがスムーズになります。

「それが大変なのよ~」という声が聞こえてきそうですが、
気になる部屋、服や本、書類など気になるアイテムなど部分的に始めてみるのもいいですね。

また、絶対処分するモノを置いておかず、すぐ捨てる習慣を徹底するだけでもスッキリします。
不要なチラシや片方しかないピアス、欠けた食器などは要チェックですね。
ゴミの日に袋に余裕があれば、「捨てるモノがないかな」とチェックしてみてください。

モノが減っていくと、「本当に自分が大切にしたいモノ」が分かってきますし、
モチベーションもアップしていきますよ♪

収納は動線がポイント!

モノの整理ができたら収納ですが、ポイントになるのが動線です。
朝の支度動線、帰宅動線、家事動線、お風呂動線。
リモートワークが多い方は仕事動線
もありますね。

また、食事の支度と子どものお風呂が同時進行する場合など、相互の関連を考慮する必要もあります。
私たちが間取りをご提案する際にも、これらの動線を重視しています。

例えば、帰宅したらリビングや寝室のクローゼットに向かう途中で、
持っていたものや郵便物などを順に収納できるように、場所を決めておく。

不要なチラシやDMを処分するごみ箱を動線に置いておくのもアイデアですね。

それが、お出かけ前には準備する段取りにつながります。

バッグを置いている場所に、タオルハンカチやエコバッグ、アクセサリーや腕時計、マスク、
夏ならハンディファンや扇子、冬ならカイロなどを収納しておくと便利です。

「服は寝室」など、アイテムの種類による収納など、固定観念にとらわれないことが大切なんですね。

収納が合理的だと片付けも簡単に!

とはいえ、帰ってきたら疲れてその辺りに放りっぱなし…なんて日もありますよね。
それでも、収納場所が合理的に考えられていると、片付けも簡単。
10分でリセットも夢ではありません! ぜひ、ご家族みなさんで取り組んでいただきたいです!

暮らしの質がアップ!3つの効果

「部屋がスッキリとしていること」自体がメリットですが、効果はそれだけではありません。
最も大きいのは、精神的効果
リラックス度がアップしますし、気持ち体も休まるのでハッピーな状態が保てます。

心に余裕が生まれると、新しいことにチャレンジする意欲が湧いてくるなど、
生活も人生もポジティブな変化していきます!
大人はもちろん、子どもにも期待したい効果ですよね。

QOLの向上にもつながる効果を3つご説明します!

時間的効果

探し物をする時間って本当にムダですよね。
必要なモノがサッと取り出せると、時短につながります。
ムダな動きが減るので、結果的に効率良く家事や仕事ができるようになります。

経済的効果

持っているのに忘れてしまって、また買ってしまう。
管理ができていないので、必要なストック分以上に買ってしまう。
そうしたムダがなくなり、「必要かどうか」をしっかり判断して購入する習慣に
つながることで余計な出費が抑えられます。
家族や自分のための経験や思い出づくりに使えるお金を増やせるのがうれしいですよね。

精神的効果

モノが少ないと、頭の中も整理されてスッキリ。
モノについて考えるわずらわしさが減ります。

また、家事や支度もスムーズなので、焦りやイライラが少なくなり、本来の自分に戻れます。
家族がお互いに優しくなれるベースづくりにもなりますよね。

まとめ

いかがでしたか?

整理・収納・片付けの3ステップの重要性をお伝えしました。

ポイントはマイスタイルの確立!
自分が、家族がどうすれば生活しやすいか」を考え、工夫していくことに尽きるようです。

また、まあちさんは「しんどいときは無理してやらないこと」も大切だといいます。
「後でやる」という思考にスイッチして、休息を優先。
テンションや体調と相談して、ゆる~く始めて、ゆる~く継続することを目指したいですね。

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