こんにちは。広報担当の柿谷です。

三連休の中日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
台風や雨で急遽予定を変更された方などもいらっしゃるのではないでしょうか。
今年はちょっと台風が早まった…? 増えている…??というような印象で、気分までめいっちゃいそうになりますが、雨で家を出れない日は普段片付けをしないところを整理したり、拭き掃除をしてみたり、読書などもいいかもしれません。
なにか家の中でできるリフレッシュを見つけて充実した日を続けましょう!!

 

さてさて、今回は当社の企業活動の一部をご紹介させて頂こうと思います。

 

住宅を取り巻く環境は日々変化しており、そこに住まわれる方のライフスタイルも時々刻々と変化をしています。
その中でも常にお客様に満足して頂くためには日々の業務の中では見えないことがあったり、中期、長期計画での取り組みでは対応できないことも増えてきています。
そんな中でも住宅のデベロッパーとして皆様に必要だと思って頂くためには常に変化を続ける環境にいち早く対応することが必要になります。
そこで敷島住宅では1年ごとに、様々な年齢、性別、部署の人を集めてプロジェクトチームを組んでいます。
新商品の開発をする「新商品PJ」
アフターメンテナンスの記録を基に商品・サービスの改善をしていく「アフターPJ」
顧客満足度の向上を目指す「CSITPJ」
などなど、それぞれのチームで課題を解決したり、課題を掘り下げていったり、新しい挑戦を見つけたりと、意見の交換をしています。

 

今回はその中の「CS ITPJ」の活動をご紹介したいと思います。
企業としての社会的責任を考え、地域への貢献、社会への貢献のためにできることは何か?
CS(Customer Satisfaction)つまりお客様の満足度、敷島住宅を選んでいただいた方が心から満足して頂くためにできることは何か?
などを議題に大掛かりなことから細かなところまで意見を出し合い、議論します。

 

そんな会議のなかで若手社員が募金型の自動販売機を提案。
分譲地ごとには、棟梁をはじめ、職人の方が水分不足にならないようにドリンクの自動販売機を設置していますが、これを社会貢献自動販売機「夢の貯金箱」に変更する。というものです。
「夢の貯金箱」は全国1千万人が参加する寄付者参加型のプロジェクトです。
夢の貯金箱に集まった寄付金の使い道は「ゆめちょ総選挙」で寄付者の投票にて決定。
2015年度は「施設・里親出身者にセカンドチャンスを!」に決定したそうです。
18歳で施設や里親を出なければならない人々に奨学金制度をつくり進学をあきらめていた人々を応援するという事業で、自動販売機設置台数は3,000台を超えています。
また、使い道で決定から外れたものには
□子育てしながら多様な「ふく職」を実現。
□身近な場所にあるお宝を発見!
□学べる漫画をこどもたちに!
□すべての若者が元気にイキイキと働けるチャンスを!
などなどNPO等の活動でカバーしきれていないところや、十分な施策ができていないものが主なミッションとなっています。

 

募金と考えると、たとえば大きな災害が起きたり、たとえば自分がかかわらなくてもニュースで取り上げられたりなど、自分に入ってくる情報が多い時にはすごく敏感で、募金箱を見かけたら入れてみる…という方が多いような気がします。私自身もこういった活動に加わるまではそうでした。
でも上述したような問題は解決が困難なものが多く、他にも解決するべき問題は山のようにあります。

 

お金を寄付できることもとても素晴らしいことだけど、私は自販機を設置している分譲地に行くたびにそういった問題があることを思い出します。
そうして多くの人に社会的な課題への関心をもってもらうことができます。
関心が高まるから募金等の活動についても積極的になる。
とても良い循環が生まれるんだと思います。

 

現在、敷島住宅では…

「プレシャスガーデン高槻・宮田」

「プレシャスガーデン高槻・宮田」

 

京都府京都市伏見区醍醐「伏見・醍醐プライムコート」

「伏見・醍醐プライムコート」

「伏見・醍醐プライムコート」

 

滋賀県大津市あかね町「ファインガーデン唐崎・あかね町」

「ファインコート唐崎・あかね町」

「ファインコート唐崎・あかね町」

 

の三つの分譲地に設置しています。
分譲地に来られた方、付近を通りすがられた方、上記の自販機を見つけられた方は少しだけ思い出して頂ければ幸いです。

 

今回はたった一人の社員がたまたま見かけたことがあり、こういった社会貢献もある…という発言をしたことがきっかけで形になりました。
社内でそういった声を拾ってきっちり形にしていく制度があるので、いろいろな課題に対して広く意見を集めることができるのはもちろんのこと、社員ひとりひとりがCSR(corporate social responsibility)企業の社会的責任とは何かを考え、CSについても何ができるのかを各々の部署で考えることができます。
プロジェクトチームの活動で敷島住宅が地域の皆様にとって常にお役にたてる企業であり続けられるように、今後もこのような活動を続けていくことが大切と考えています。