はじめまして。インテリアコーディネーターの田中です。

近頃、朝の空気はひんやりと過ごしやすい季節となりました。
北から紅葉も始まりました。
紅葉を眺めながらのハイキングが楽しみです。

一般的に、朝夕の寒暖の差が激しくなり、
最低気温が8℃以下になると紅葉が始まると言われているそうです。
朝の最低気温が5℃以下の日が続くと、もっとも美しい紅葉が見られると言われています。

お勧めの紅葉スポットは鳥取県の大山です。
大山の麓の大山寺から山の方に向かって歩くとブナの木が紅葉してとても綺麗です。
家族や友人と紅葉スポットに出かけてみるのも良いかもしれませんね。

木々が色着くと窓から外を眺める機会も多くなると思います。
今回は住宅の窓回りを装飾的に演出するウィンドウトリートメントについてご紹介したいと思います。
(ウィンドウトリートメントとは皆様が俗称カーテンと呼ばれているものの総称です。)

昔も今もウィンドウトリートメントの主流はカーテンですが、
最近はシンプルなデザインを好まれる方も多くなり、ブラインドやロールスクリーンの人気が高まっています。

その中で本日はバーチカルブラインドとウッドブラインドのご紹介をします。

バーチカルブラインド
バーチカルブラインドはタテ型のブラインドです。
タテに細長い短冊状の布が並び、操作棒で操作すると短冊状の羽根がクルクル回り、角度が変わります。
シンプルでスタイリッシュなインテリアによく似合います。
タテのラインがより窓の高さを強調し、ストライプの美しい光を窓辺に映してくれます。
掃出し窓や吹抜けのように高さのある窓にお奨めします。

ルーバーの角度を変える事で、外からの視線や光をやさしくコントロールできます。
レース生地と厚地の羽根を組み合わせて使えるタイプもあるので、外からの視線が気になる方にお勧めです。

バーチカルブラインドはお好みのカラーのルーバーを1枚ずつ組み合わせる事ができ、
かんたんにお部屋の雰囲気を変えることが出来るアイテムです。

ウッドブラインド

天然の木材を使用したウッドブラインドが人気です。
材料に木を使用している為、スラット1枚1枚が異なる木目が出て木が持つあたたかさを感じられます。
アンティーク、ナチュラルテイスト、アジアンテイストなどのインテリアと相性が良く、
木の質感を感じる事が出来るウィンドウトリートメントです。
家具や床材に合わせた色味にする事で、インテリアの統一感が出ます。

木製のスラットは幅の種類が50mm・35mm・25mmから選べます。
掃出し窓のように大きな窓には太めの羽根幅が似合います。
小窓には細めの羽根幅を選ぶとウッドブラインドのサイズと羽根幅のバランスが良くなります。
素材はバスウッド・アッシュウッド・桐・竹の中から、お部屋のイメージに合わせて選ぶことが出来ます。
また、ウッドブラインドの上部に付けるバランスや布製のテープを組み合わせてイメージを変えられます。
バランスを付けていただくと、重厚なイメージになります。
布製のテープはオリーブグリーンやマットスカイ、ピンクベージュ等の色があり、
木製スラットとの色の組み合わせを楽しめます。

操作方法はループコード式、コード式、ループコード式(自動下降式)があります。
掃出し窓のような高さのある窓にはループコード式の自動下降式が便利です。
昇降の操作がラクになります。
使用する場所やサイズによって操作方法を選んでください。

今回はブラインドの一部をご紹介しましたが、その他にも様々なアイテムがあります。
あなたに合ったお気に入りのウィンドウトリートメントを探してみてはいかがですか。